学生が看護師養成学校を目指す場合、当然必要な教科については学校で学習しており、試験対策で必要なことも学校がフォローしてくれるので対策を取りやすい部分があります。しかし、社会人の場合そのサポートが受けられない分、自分で何とかしなくてはならないことも多々あります。
各科目の勉強については教材などがあれば進められる部分もありますが、やはりわからないことがあると躓いてしまい、進めにくくなることがあります。その場合、予備校や通信教育などの利用も検討してみるとよいでしょう。
通信教育などを利用する際は、質問制度の有無をチェックしておくべきです。仕事の合間の勉強で時間をとりにくいため、すべてをしっかりやるというより、苦手な部分を見つけてそこをつぶしていく意識で進めましょう。
面接については社会人の経験を活かすことができるため、あまり心配はいらないかもしれません。伝えるべきことはきちんとまとめておきましょう。身近な人などに模擬面接をしてもらうのも効果的です。
また、看護系で課されることが多い、小論文についても対策が必要です。過去に出題された問題から傾向を見つけて、周辺情報を調べておいたり、実際に書いてみることも大切です。
仕事でパソコンを使っている方は実際に手書きをしようとすると漢字が出てこないこともあるので、本番で戸惑う可能性があります。また、誤字については自分で把握できないことがあるので、書き上げたものをほかの人に見てもらうのも有効です。